私の視点。 この世の地球上で生きながら日々思うことの記録です。(隠された時間..)



認知症のご老人
一週間以上前の事・・

私が或るグループホームへ、二日間実習生として訪問した時、
昨日はテーブルで俯き、寝てばかり居たご老人が
私が笑顔で声を掛けて、手を触れたとたん、
堰をきったように話しかけて来たのだった。
彼の表情が一気に明るくなった。
何を話しているか聞き取れず、分からないけど、
彼の話し言葉に共感するようにした。
そのままお茶の時間を共にした。
昨日とは別人のように目が輝いていた。
彼の心が青春時代に戻ったのだろうか・・

現役の職員さんにも褒め言葉を頂いた。

職員さんにも勧められ、
昼食も食事介助しながら、そのご老人と共にしたのだった。

黙って黙々と食べていらっしゃる・・
そのうちに頬を伝うものがあった。
意味が分からなかった。
黙々と食べながら、ただ静かに泣いていらっしゃる・・
感動していらっしゃるようだ。
私がそれに気が付いた時に、私も黙りながら胸が詰まった。

現役の職員さんは、ご老人が感動していた事を
見抜けなかったのだった。
「目が痛いのかしら?」
現役のリーダーなのに・・

その時を最後に彼のお世話から離れた。
午後の時間は、離れたテーブルに座って昨日と同じ表情で俯いていた。

私の差し伸べた手を必要としてくれる人が居るのだ。

今、私は新たな仕事場へと前向きな気持ちで居る。











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